船舶免許を取ろう!という人が増えています。
そもそも船舶免許って?どこに行けば取ることができるのか?気になる費用やスケジュール感、難易度を振り返ります。
そもそも船舶免許って?
船舶免許は以下の3段階に分かれています。
- 1級小型船舶免許
- 2級小型船舶免許
- 湖川小出力限定免許
- 特殊小型船舶免許
1級と2級の違いの詳細は後述しますが、ざっくり言うと1級のほうがより外洋に行くことが可能になります。
その他、湖川小出力限定免許は指定区域のみ、特殊小型船舶免許はいわゆるジェットスキーなどの水上オートバイの専用免許になります。
つまり、ヨット乗り、セーラーなど多くの方は1級または2級小型船舶免許を目指すことになる方が多いと思います。
船舶免許の試験内容
身体検査・学科試験・実技試験の3つを行います。
通常は、1日で全ての試験を行います。
ただし、身体検査に合格しないと、学科試験及び実技試験を受験することは出来ません。しかし、身体検査は視力が0.5以上など、通常は落ちるとは考えにくいものですので、実質、学科試験と実技試験が勝負になります。
取得するのにかかる費用は?
一番気になるのは費用面だと思います。これは、
- スクールに通うか
- 通わないか(独学)
で費用も変わってきます。
まず、スクールに通う場合、最低でも2級小型船免許で6万〜7万、1級で10万程度かかります。さらに国家試験免除コース(学科と実技のみでテスト免除)の場合ですと更に3万程度上乗せされてきます。
しかし、スクールによってはキャンペーンをやっていたり、学割が効いたりすることもあるので、こまめにチェックしましょう!
大体の人はスクールに通い、テストを受けるコースが多いように思います。
一方で、スクールに通わない、いわゆる独学の場合、以下のように船舶免許の受験料などのみとなり、申請手数料なども含めて4万程度になるので安く済みます。ただし、実技試験の練習ができない
メリット | デメリット | 費用概算 | |
---|---|---|---|
スクール(テストあり) | スクールに通う場合は費用が比較的安く済む | 不合格の可能性もある | 最低5万〜6万程度 |
スクール(テスト免除) | ほぼ確実に免許を取得できる | 費用が高い | 9万程度 |
独学 | 費用が安く済む | 不合格率がやや高い | 4万程度 |
私の場合はスクールに通い、キャンペーンですべて込みこみで6万程度だったので、今思えばだいぶお得だったように思います。
スケジュール感は?
私の場合はスクールから取得したので、
学科(2日間)⇛実技講習(1日間)⇛テスト(午前:身体検査、ペーパーテスト、午後:実技テスト)
という計4日間に及ぶものでした。こちらのスケジュール感についてはそれほど変わらないものだと思います。
もちろん、
難易度は?実技試験の内容は?
正直なところ、2級小型船舶免許であれば難易度は車の運転免許の学科試験レベルと思っていいと思います。
事実として、9割程度は合格する試験ですので、落ち着いて取り組めばまず落ちることはないと思っていいでしょう。
一方で、実技試験の内容は以下のようになっております。
ポイントは前後左右の安全確認やこれから行うことを毎回声出しして確認することに尽きます。
極論、これを怠るとどんどん減点されてしまいますので注意してください。
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